火災保険の補償の選び方
①保険の対象を確認する
火災保険における保険の対象は、「建物」と「家財」に分類されます。
お家ドクター火災保険Webの保険の対象は、
建物と家財建物のみからお選びいただけます。
保険の対象 | |||
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建物と家財 |
建物の損害 |
家財の損害 |
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建物のみ |
建物の損害 |
家財の損害 |
保険の対象 | |||
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建物と家財 | 建物のみ | ||
建物の損害 |
家財の損害 |
建物の損害 |
家財の損害 |
〇:補償します。×:補償しません。
※居住にのみ使用される建物に限ります。
②備えるリスクについて考える
基本補償
*1 2024年9月30日以前始期のご契約にはセットできません。
*2 2024年9月30日以前始期のご契約には自動セットされません。オプション(残存物取片づけ費用補償特約)をセットいただくことにより補償を追加できます。
その他のオプション
地震保険について
各種の補償があらかじめセットされたパッケージ型の火災保険は、多くの補償を受けることができますが、これらの補償がすべて必要かどうかは、お客さまのお住まいのリスク状況やニーズによります。
火災保険に限ったことではありませんが、保険商品は補償が大きくなれば、保険料
も比例して高くなることが一般的ですので、必要な補償を必要なだけ設定できる方が、保険料も節約できます。
お家ドクター火災保険Webではお客さまに必要な補償内容だけを選ぶことができます。
建物・家財のリスクについての考え方
建物・家財のリスクは環境に応じて変わります。そのため建物・家財を取り巻くリスクにどのようなものがあるか想定し、補償を決めていくことが基本といえます。
お住まいが河川に近い場合
台風や大雨により河川の氾濫が起き、浸水などの水災に遭うリスクがあります。こうした水災では建物はもちろん家財へも被害が及ぶ可能性があります。
近年はゲリラ豪雨の増加により、台風でなくても河川の氾濫などが起きるケースがあります。
浸水などの水災のリスクは、戸建てやマンションの低層階に住んでいる場合は高く、マンションの高層階に住んでいる場合は低いと考えられます。
弊社の防災ツールであるや、国土交通省のサイト等に掲載されている「ハザードマップ」を確認して、ご自宅周辺の水災のリスクについて確認してみましょう。
お住まいがマンションの場合
上の階の洗濯機やトイレなどからの水漏れのリスクがあります。また、マンションの2階以上にお住まいの方であれば水ぬれ事故の加害者になる可能性もあります。下の階への賠償に備えて「個人賠償責任保険」に関して検討する必要があるでしょう。
お住まいが住宅街にある場合
火災が起きた時に炎が近隣の住宅へ燃え広がるリスクが考えられます。また、人通りの少ない住宅街の場合は、盗難のリスクが高くなります。
その他の費用
火災や自然災害などの被害にあった場合、建物や家財の損害の他にもさまざまな費用が必要となります。例えば、建物を修理する間の宿泊費用や賃借費用などがあります。必要に応じて補償を検討しましょう。
- ※2024年10月1日以降始期の契約には、修理付帯費用補償特約および残存物取片づけ費用補償特約が自動セットされます。
- ※2024年9月30日以前始期のご契約には、修理付帯費用補償特約はセットできません。
地震のリスクについて
地震による火災、損壊、流失などの損害は火災保険では補償の対象となりません。火災保険とは別に地震保険へ加入することで地震のリスクにも備えることができます。
地震は日本全国どこでも起こる可能性がありますが、住宅密集地、地盤が緩い地域や、海沿い、川沿いなどでは大きな被害が出る可能も高く地震保険を検討する必要があります。
また、マンションの高層階では長周期地震動により揺れる傾向があるため、家財に対する地震保険に加入することをおすすめします。